ようこそ 新世紀美術協会へ! 絵画・版画 本会は 流派・画風・なんの制約もなく、 常に あしたの絵画

『 造形的 』 創造 を志向し、 清新で 意欲的な 絵画空間の樹立 を 期しています。

沿革

 新世紀美術協会は、昭和30年3月、 われわれの仕事を近代の歴史の流れの中に位置づけるため、 和田三造、川島理一郎、大久保作次郎、吉村芳松、柚木久太を中心に結成されました。

 昭和31年5月、公募第1回展を東京都美術館において開催。 

 

 昭和50年、東京都美術館移転を機に厳選主義に徹し、 会員・準会員の作品も不調作は陳列遠慮の制度に改め、 さらに52年より会長制を廃止して委員合議による運営に改め、 創立時の高い理念と自由の結束を維持して通算66回展を開催し、 今日に至っています。

 現在、東京都美術館における新世紀展本展に続いて、 神戸・大阪・福岡においては毎年、 長野においては5年おきに巡回展を開催しています。 

主張

 団体の結成は 単なる離合集散の結果ではなく、新世紀美術協会に関する限り、真に堅い決意と良識による 個と個の結合である。

 流派・画風・何の制約もない新しい自由の結束は 「新世紀美術」 のひとつの途であると確信する。

 我々は単なる回顧的な技術に囚われるのではなく、歴史と現実が結び合った一点を見つめて、 更に あしたの絵画 「造形的」創造を志向し、清新にして意欲的な絵画空間の樹立を期したい。

 発足の日に決意した この高き理想を持続、結実して歴史の流れの中に新世紀を位置づけたい と願う ものである。